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このページを拝見されているということは「痛風」でお困りでたどりつかれたと思います。
痛風の患者数は、今や100万人以上とも言われていますが、そもそも痛風とはどのような症状なのでしょうか?
痛風とは、尿酸物質が関節の中で固まって結晶になることで起こる、関節炎を主な症状とする疾患です。前兆もなく突然、足の指の付け根近辺(手指、アキレス腱)に激痛が走る、当事者にはたまらない症状です。
これらは主に体内にたまった「尿酸」が引き起こすとされ発症すると2~3日はまったく歩けなくなるほどですが7~10日で軽快し、しばらくすると症状がなくなります。
私たちの身体に中にはプリン体という物質が存在します。プリン体は遺伝子にも含まれているエネルギー源です。このプリン体が代謝されると最終的には尿酸という物質になるので、全ての人の血液には一定量の尿酸が含まれています。
尿酸が結晶化するのは血清尿酸値が溶解度7.0mg/dlを超える場合で「高尿酸血症」と呼びます。
実は私(院長)も平成28年に痛風を発症し、現在も毎朝一錠ザイロリック服用しています。
今から3年半前(平成27年)にベトナム旅行に行かせて頂きました。旅行の楽しみは景色と食事、毎日ごちそうを食べ、ビールも普段より沢山飲み過ぎました。
旅先の4日目ぐらいから左足の親指周囲が何故か痛みだしました。そういう症状は初めての経験なので靴が履きなれていなくて硬いせいかな?と思っていました。
しかし日本に帰ってきたら、ますます親指周囲だけでなく甲のあたりまで、明らかに腫れているではありませんか。これは痛風?とネットや本でいろいろ調べると精密な検査を受けるまでもなく、ネット上の写真と同じで間違いないと確信しました。
私自身、痛風発症しました。
ズキズキするような痛みが指を折り曲げたりすると腫れた部分を中心に来ますし、歩行も地に足を付けると、やはりズキズキと痛みます。「痛風になってしまった!!!」
1錠だけロキソニンを服用すると、8時間くらいは痛みがおさまります。
昨年年末の献血時の尿酸値も正常だったのに、何故???
原因は自分の分析ではベトナムの暑さの中で水分補給が足りなかった上にビール(水分補給にはならない)を飲み過ぎて急激に尿酸値が上がった結果に他ならないと思います。
以前から前兆みたいなものはたまにあった気がする、こういう腫れて疼くと言う症状は初めてで自分は体重も肥満で無くなったし、尿酸値も低いので痛風は今後、無縁でなかろうかと過信があったなぁ…と大反省です。
ご存知のようにこの痛風という病気は尿酸値の高い人に多く、肥満で美食で昔は贅沢病と言われていたようです。しかし、近年では若年化しているようで40代以上の男性の発症者が多く、肉類やビールの飲み過ぎでプリン体が増えて結果的に尿酸値が高くなるという仕組みです。
また、決してビールや食事に気をつけていても体質でなってしまう方もおられます。男性が圧倒的に多いという理由は、もともと女性の方が男性よりも血液中の尿酸の濃度が低い点と女性ホルモンの分泌が影響しているという理由です。
痛みと腫れで日常生活や仕事に支障が出るだけでなく、この病気の怖いのは心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすリスクが高まることです。何度も痛風発作を繰り返す人は尚更です。
~ 当院は 痛風の痛みを和らげる、鍼灸治療を行っています ~
初めての場合の多くの場合、お医者さん(病院)へ直ぐに駆け込むことになりますが、何とか歩ける方や何度も繰り返す方は、一度鍼灸治療を試みませんか?
私自身も発作時に左足の親指周囲の1番腫れている部分の周囲に数本の針を打ち
12,3分置針してから極小さな灸を2,3回すると痛みが半減しました。
もちろん痛風は尿酸が上手く排出されずになる病気なので全身治療をしないといけない訳ですが、取りあえずの痛みは軽減できますので鍼灸治療にも注目してみてください。
私の発作時には試す事ができませんでしたが、後に色々と文献を探ると痛風に有効な鍼灸治療を先人が見つけておられます。
そういう治療を試みて痛みによるストレスの少ない生活を送れるようにお力添えが出来たらと思っています。
痛風で歩くのが困難、痛みが引かない、という方はどうぞ何なりとご相談ください。
当院の真横に 駐車場 があります。
足に痛みのある患者様は可能な限り
運転手と同乗されてご来院ください。
当院では痛風で移動が困難な方に対し
「往診」でお伺いさせていただくことも可能です。
急な痛風・ぎっくり腰で身動きが取りにくい方、また交通面で不便な方は院長が直接往診させていただいています。お時間・場所などご相談ください。
往診地域は右京区太秦を中心に行っています。→ 往診について
まずはお気軽に(075-864-6663)までお電話ください。
痛風の患者様 2022年10月更新
昔から痛風で病院にかかっていた患者様。病院ではロキソニン(痛み止め)を処方され服用していたが、いよいよ痛くて歩けない程になられてしまい、色々とネット等で調べている中、当院のHPの痛風の項目にたどり着かれました。元々、鍼灸は坐骨神経痛でご経験があられましたが、「痛風」にも効くという事でご来院いただきました。治療は足の甲の腫れている周辺に鍼を何か所も打ち、瀉血(しゃけつ)を行いました。鍼灸学会でも鍼灸治療が痛風の痛みを和らげ、効くことは証明されています。私(院長)自身も痛風の薬を服用中であるのでこの足の痛み、辛さもわかります。同じ症状でお困りの方は一度、鍼灸をお試してみてください。
北区の男性が「痛風 鍼灸」と検索いただき、当ページをご覧いただき、ご来院されました。普段の生活から尿酸値が高く、投薬中のところ、初めて痛風の発作が出てロキソニン(痛み止めの薬)を飲んでも外反母趾を中心に腫れて痛むとのこと。痛風に効果のある足のツボに鍼灸治療を施させていただき、その日は痛みがマシにならたようでご帰宅いただきました。痛風は予兆なく痛む「発作」がありますが、日常生活・仕事に困るようであれば「鍼灸」をお試しいただければと思います。痛風でご来院いただく患者様の殆どが、「病院でもらう薬」や「湿布」ではどうにもならなくて…、という方ばかりです。
鍼灸学会でも鍼灸治療が痛風の痛みを和らげ、効くことは証明されています。痛風の痛みでしんどいおもいをされている方は一度、鍼灸をお試しください。
10年ほど前に痛風を発症された経緯がある男性の方がご来院されました。当時は投薬で痛風の痛みは治まっていたので放置されていたところ、最近になって痛みが再発されたようです。足のマサージが原因なのかはわかりませんが、何かきっかけで体内の尿酸が過剰になったのか、炎症を引き起こし腫れと痛みを感じるようになったとのことです。痛みを和らげる鍼灸治療を施させていただき、念のため近くの病院も紹介させていただきました。
鍼灸学会でも鍼灸治療が痛風の痛みを和らげ、効くことは証明されています。
10年ほど前から痛風で足の痛みがひどく、病院から処方された薬で対応されていました。2週間ほど薬の服用をやめると痛風が再発。病院に行くまでもが痛くてしんどいところ、一度鍼灸治療を試してみようとHPを見てご来院いただきました。足の痛風で腫れている箇所との境界線あたりに鍼灸治療を施させていただきました。1時間程の鍼灸治療後、「痛みが大分と軽くなった」と仰っていただき帰路につかれました。鍼灸学会でも鍼灸治療が痛風の痛みを和らげ、効くことは証明されています。私(院長)自身も痛風の薬を5年服用中であるのでこの足の痛み、辛さもわかります。同じ症状でお困りの方は一度、鍼灸をお試しください。