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今月の健康ワンポイントアドバイス

 

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2023年 12月 「副腎疲労って何?

 

やる気が出ない、朝起きにくい、眠れない、とにかく疲れやすいなどなどをお医者さんに診てもらっても自律神経失調症って診断されますね。
世界ではそれらの症状は副腎疲労って認められつつありますが、まだ日本では医者も知らないというか聞いたこともないというのが現状だそうです。
今の日本ではほとんどの人が程度にもよりますが副腎疲労ってことになってしまいます(アメリカでは70%といわれる)。
そもそも副腎って何、何処にあるの?
腎臓の上にちょこんと乗っかっている1センチ大の臓器で生命維持には欠かせないルチゾールコ(ストレスに対応する)というホルモンを出しています。
血圧の維持にも欠かせないホルモンも出しているとても大切な臓器です。
甘いものの食べ過ぎやコーヒー飲みすぎ、イライラする生活日常生活も副腎を過剰に働かせてしまいます。
ひょっとして自分も副腎疲労じゃないかと思ってしまいますね。自分のコルチゾールの値は正常なのかって気になりますよね。
そういう方は唾液の検査はネットで買えるキットもあり検査料は10,000円くらいします。
病院での栄養状態の検査を受けて調べるには20,000円ほどかかるそうです
では、その知処方はどうすれば良い?
これが当たり前過ぎるのですが睡眠不足にならない、偏った食生活(朝食抜きや、果物だけの朝食など)、運動不足にならないように注意するしかありません。
師走に入り何かと気ぜわしいですが副腎を労わる生活を心がけて新しい年を迎えましょう。

 

2023年 11月 「鍼灸はプラシーボ効果か?

 

鍼灸治療の未経験者は「鍼灸ってプラシーボ効果じゃないの?」って疑いを持つ人が多数プラシーボ効果おられます。このテーマは大変興味深いというか昔から取りざたされ議論されて来たものでプラシーボ効果特異的効果との両方があるとされています。治療する側の期待感を持つ心によって、痛みが軽減するといった変化がもたらす効果がプラシーボ効果だという説があります。しかし鍼灸治療は期待感が生み出す効果であると説明できない効果が実際にあり、鍼灸経験者からは絶大なる信用を得ています。


日本に鍼灸が伝えられたのは平安時代で、今から1200年も前の昔です。それからこの令和の時代まで脈々と受け継いで来られたのも確かな効果と信用があったから滅びることなく受け継いでこられたと言えるのではないでしょうか?鍼灸の研究は今も世界中の臨床研究や治療試験が行われていて研究論文も多く発表されています。
実際に鍼を刺すグループと刺さないグループに分けて肩こりで試すと鍼を刺さないグループでも凝りの緩和が見られたという報告があります。
しかし圧倒的に針を刺したグループの方が優位にあったと報告されています。では薬の服用は100%効果があるかと言えば必ずしもそうとは言いきれません。お医者さんからこの薬は効きますよと言われ、信じて飲むから効果が表れるというのもプラシーボ効果ではないでしょうか。
鍼灸治療も然り、先生への信頼、治療への期待を患者さんが持つから効果がより現れと思います。 まだ鍼灸治療未経験の方はぜひご自身で試して頂きたいものです。

 

※プラシーボ効果とは?
プラセボという偽物の薬(小麦粉やデンプンなど効き目がある成分が全く入っていない薬)を服用しても、患者さん自身が「この薬は効果がある」と思い込むことで、症状が改善してしまうことを言います。

 

2023年 10月 「お米を見直そう

 

私は食べることが大好きでついつい食べ過ぎてしまいます。今年の夏は例年に無いほど猛暑が続き食欲減退だったという人も、涼しい風が吹きだしたので食欲も出てきたのではないでしょうか? わたしはパン好きで朝食はパンなのですが、昼食夕食はお米を食べています。日本人の米離れが進んでいますが今日は「“ごはん”の力」というお話です。


ごはんの力現在、1か月に5キログラムを超える米を食べる人は多くはないはずですが、ごはん(お米)を止める人はいないのでは無いでしょうか。和食はもちろん中華、洋食にも合う主食です。そんな米には必須アミノ酸が小麦の倍以上も含まれていて、身体中の骨、血液、筋肉肉を作るには欠かせませんし、いろいろな食材と組み合わせるには最適な主食と言えますね。
米の主成分は炭水化物(糖質)で糖質=肥満というイメージは持たないでください。糖質は体内でブドウ糖に変わり血糖となり体中を巡り身体にエネルギーを供給します。余ったものは肝臓や筋肉に蓄えられて、必要に応じてブドウ糖に変換されて生命活動に使われます。ごはんの糖質は優先的にエネルギーに使われるため、食べ過ぎない限りご飯で太るとことはありません。 ダイエットとして炭水化物(糖質)を全く摂らないと身体がエネルギーを節約しようとして、かえって代謝が悪くなり肥満を招く結果に成りかねません(朝食を抜くとその傾向が顕著にあらわれます)
ごはんの利点をさらに挙げると美肌効果のあるビタミンB2、動脈硬化や肩こりの予防に効果的なマグネシウム、貧血予防に欠かせない鉄、骨や歯の健康を支えるカルシウム、便秘予防や整腸作用に有用な食物繊維が含まれています。
食欲の秋、ごはん(米)の食べ過ぎはいけませんが、日本人が受け継いできたごはん文化を見直しましょう。そして友人、家族とゆっくりとお話などしながら楽しい食事をしたほうがダイエットになりますよ。

参考文献 日本医療栄養センター所長 井上正子氏の著書より

 

 

■ 2023年 9月 「めまいについて

 

今年の猛暑の影響なのか、先日女房が朝起きようとして身体を反転させ時に急にめまいが襲ってきて起きられなくなりました。誰しも一生涯の間には数回は経験するだろうし、長年めまいで悩んでおられる患者さんも多いです。
今年5月から来院頂いている20代の女性は中学時代から原因不明のめまいで中学もまともに行けないくらいの原因不明でしたが最終的に鉄分がうまく体に吸収できない状態だということが分かり、薬と鍼灸の併用で現在治療中の方もおられます。
めまい多くの原因は高血圧、脳疾患、頸動脈疾患などから起こる場合もありますが、あらゆる検査でも「異常はない」と言われても依然としてめまいで悩まされる内耳性と思われるものには鍼灸治療の効果が期待されます。
また同じくめまいが伴うメニエル氏病にも効果があります。
高齢者は東洋医学的には体力の衰えでめまいが起こるとされるのも頷けます。
また精神的な悩みや心配事、怒りが貯まり貯まって目を回す場合もあります。
女房の場合は猛暑のせいで睡眠が妨げられたのと、人との付き合いでストレスが貯まったことが原因ではないかと疑われましたが、診察をすると首肩のこりが大変きつく、本人も後頭部と首の付け根の髪際(毛の生え際)がジンジンと痛むとのことで触診するととても硬くなっていました。
横向けに寝た姿勢で髪際に3本ほどと首の胸鎖乳突筋の後側に鍼を3本打って10分ほど置鍼(刺した鍼を刺したままにする)し両側にし、うつぶせで僧帽筋に灸頭鍼をしました。

灸頭鍼


治療後少し症状も改善し仕事も何とできて午後からも同じように治療し徐々に楽になっていきました。
治療はめまいの特効ツボも使い、2日連続し1日あけてもう一度して首や肩のこりが改善するとともに治癒に至りました。
鍼灸治療はめまいにも効果がありますのでぜひご相談ください。

 

 

■ 2023年 8月 「夏バテについて

 

先日(7/30)、当院の歩こう会で炎天下の中ハイキングしたが「どうも何かしんどいやん、もしかしたらこれが夏バテか?」と思い、さてさて夏バテの症状を調べてみました。 毎日、こう猛暑が続くとどうしても冷房の効いた部屋から暑い野外へと出入りすることになると、自律神経の調整作用も衰え、結果体温調節がうまくいかず体のだるさ、食欲減退、めまい、疲労感などの症状で免疫力の低下などが起こすのが「夏バテ」です。それがひ夏バテ予防どくなると熱中症になり命を落とすようなことにもなりかねません。
暑さで喉が渇くと冷たい飲み物や食べ物ばかり食べ過ぎてしまうと胃腸を壊したり、より夏バテを促す結果を招いてしまいます。そうなると免疫力低下により夏風邪を引きやすくなります、風邪かと思ったらコロナ感染だったということにもなりかねませんし注意が必要です。
予防策はやはり一番は睡眠をよくとり、疲労回復をはかることに尽きると思います。それと当たり前ですが食べ物への注意です。疲労回復に役立つビタミンB1(豚肉や鶏肉、うなぎ、枝豆やブロッコリー)などなど沢山ありますが栄養価の高いものを食するようにしてください。
鍼灸の視点からでは疲労回復に有効で足の裏の2指と3指の付け根が交わるところの少し窪んだところにある湧泉(ゆうせん)というツボを指圧してみましょう。
また毎日寝る前に湧泉に温灸をするのも効果があり自宅でも簡単にできておすすめです。 詳しくはかかりつけの鍼灸の先生にご相談くださいね。まだまだ一か月以上は暑い日が続きますので夏バテ対策をしっかりされて今年の夏を乗りきりましょう!

 

 

■ 2023年 7月 「顎関節症について

 

顎関節は耳の前にある顎と頭蓋骨をつなぐ関節の動きが制限され、口の開閉時に音がしたり痛みを伴ったりする疾患です。上下の歯が合わない、顎がロックし口が開けにくくなる、耳とその周辺のひどい痛み、咀嚼(そしゃく)が困難になったりすると、肩こりや頭痛を起こしたりするなどの症状など全身に悪い影響がでます。
顎関節症原因は明らかになっていませんが歯ぎしり食いしばり悪い歯並びストレスなども考えられますが歯科や口腔外科などの精査も必要な時もあります。その他PC作業中に頬杖を突きながらやガムを噛むなど長時間の作業なども要因ではないかと考えられます。治療は歯科でマウスピースや開口訓練などで治る場合もありますが2年以上治らないという患者さんもおられます。


そこで顎関節症の治療に鍼灸も考えてみませんか?
私が治療のベースにしている長野式では免疫力の低下が慢性扁桃炎を引き起こし顎関節症もそう考え身体全体の治療を第一とします。もちろん顎関節周囲の局所の耳門、エイ風、下関などのツボへの刺鍼、肩こり側頸部への治療も加え筋肉を緩めていくと顎関節の痛みも軽減されて行きます。顎関節症でお困りの方は、一度鍼灸治療もご検討ください。

 

 

■ 2023年 6月 「尿失禁について

 

私事で恐縮ですが5月1日に前立腺ガンの治療で前立腺を摘出する手術を受けました。
お陰様で手術も上手くいき、元気に仕事をさせて頂いています。術後の後遺症?一番の困りごとは尿漏れがあることです。尿漏れは高齢者に多いトラブルで女性の方が少し多く経験がおありで自分の意識と関係なく尿が漏れてしまうことです。
女性の場合は排泄をコントロールすることにかかわる骨盤底筋の機能が低下(妊娠、出産、運動不足や肥満)で起こりやすくなります。男性の場合は尿道がたるんで尿道内に尿が残りやすくなり排尿後に無意識に無意識に尿がでてしまい下着を汚すなどをしてしまいます。

尿漏れの種類

 

腹圧性尿失禁 …重いものを持ち上げたり、笑ったり、くしゃみ、咳をして腹圧がかかることで漏れる(女性に多い)。
切迫性尿失禁 …突然尿意を強く感じて耐え切れずに漏れてしまう。
混合型尿失禁  …上記の二つの尿失禁の混合型
溢流性尿失禁  …尿を出したいのに出すことができずに無意識に少しずつ漏れる。
前立腺肥大を伴う男性に多い。女性の場合は直腸や子宮の手術をして膀胱の周りの神経の機能低下が原因。
機能性尿失禁  …運動機能の低下や認知症などでトイレにたどり着けなかった。

 

尿漏れの治療法

軽い腹圧性尿失禁であれば、骨盤底筋訓練といって骨盤底筋群を鍛える運動を行うことで改善することがあります。骨盤底筋訓練を続けても効果が薄い場合には手術の適応となることもあります。私は現在、骨盤底筋を鍛える運動をして改善に向かいつつあります。 尿失禁の問題は、なかなか一方ならぬ複雑なものもあり鍼灸院で治りますか?と相談を受けることもありますが、まずは泌尿器科の先生に相談されるのが大切ではないかと思います。

 

 

■ 2023年 5月 「テニス肘について

 

肘が痛いので整形外科を受診すると「テニス肘ですね」って言われた、なんてよく聞きますよね。肘の外側の骨の出っ張り(外側上顆)がテニスなど同じ動作の連続が外側上顆に負担をかけて炎症を起こすことになり痛みます。これはテニスをする人がなるわけでなく、主婦もテニス肘お料理で重いフライパンや鍋を片手で頻繁に持ったりして、肘に負担をかけて炎症を起こすことも良くあります。
テニス肘(外側上顆炎)になると肘の外側の骨の出っ張りには前腕の大きな筋肉が3つも付着して手首を反らしたり雑巾を絞ったり重いものを持ったりしているので、日常よくする動作が痛みにより、しにくくなったりと辛い症状です。


ではここでテニス肘かどうか診断テストしてみましょう!

① 手関節伸展テスト
反らした状態で保ち、誰か他の人に手首を曲げ伸ばしして痛みが出るか調べます。
② チェアー(椅子)テスト
肘を伸ばした状態で椅子を持ち上げる時に肘の外側上顆に痛みが出るか調べます。
③ 中指伸展テスト
肘を伸ばしたままの状態で中指に上から抑えると外側上顆に痛みが出るか調べます。
この①②③の三つがテニス肘の診断テストになります。
治療はまずは保存療法で手首や肘の使い過ぎを控えてストレッチをします。
やり方などはYOU TUBE などを検索し参考にしてください。
テニス肘は鍼灸治療も有効で外側上顆の炎症部付近の数か所に鍼をして火傷しない程度の灸の治療も痛みを和らげ炎症を引かすのに役立ちます。肘の痛みでお悩みの方は、是非とも鍼灸師に相談してみてください。それでも効果がない重症の場合は病院などでの外科的な手術が必要となる場合もあります。

 

■ 2023年 4月 「日本人の口臭について

 

コロナの終息傾向が見られ京都も外人観光客が溢れんばかりの状態になってきました。そんな訪れる外国人の7割が日本人の口臭にがっかりしていると調査で報告されています。口臭が臭い特に電車の中や人が集まる密室はひどいとのことです。今年の週刊女性2023年1月17日、24日号でも2週にわたり口臭の特集が組まれ、そのままアメリカのJapan Todayでも紹介されたそうです。
大阪口臭センターのほんだ歯科 本田俊一先生の
「なぜ日本人の口臭がひどいのか」の理由を2点挙げられています。


① 日本人の平均的な口臭レベルは世界的な標準に比べて高いため、嗅覚の順化が起こり日本人同士の常識的な会話距離ではわかりにくく、日本人独特の口臭に慣れてしまって鈍感になっている。みんながそうなので自身の生理的な口臭は気付きにくく、ハグやキスの習慣がないので分かりにくい。


口臭が臭い② 口臭の最大の要因となる歯周病罹患率は歯科医院の数がコンビニの1.5倍、オーラルケア製品の売る上げは世界トップクラスにもかかわらず、世界屈指のハイレベルで日本は歯周病後進国なのです。
日本の歯周病率はだんだん増加していて、せっかく歯科医院で治療しても、その後は痛くなるまで放置する人が多く、歯周病は無症状なので周囲の人も口臭に慣れてしまい鈍感になってしまっています。
コロナ禍でマスクを常用するだけ(口呼吸と乾燥)で歯周病も口臭も悪化していきます。
無症状でも歯科での定期的な検診を受けて外国人とハグしても嫌がられないように注意しましょう。

 

 

■ 2023年 3月 「マスクについて思うこと

 

長いマスク着用生活からやっと解放されるのでしょうか?
ニュースなど、諸外国の映像を見るとマスクを着用している人がとても少ないので、日本と随分事情が違うなと驚かされてきたが、3月13日からは一般のマスクの取り扱いを見直す事とし、行政の一律のルールではなくて着用は個人の判断に委ねると官房長官の説明があった。
マスクを外す人さてさて、13日から急に日本で誰も彼もがマスクを外すということは当院の患者さんに聞いてみてもあり得ないと思われます。
この3年間、マスク無しで出歩くと他人の目が気になるし着用が当たり前と習慣化された気がします。特に公共の建物内や電車などの交通機関でのマスク無し乗車は考えられなくなってしまっている人間は1時間に23回も顔に手を触れるらしく、案外マスクが口や鼻からの細菌感染を防げているが顔全体を覆っているわけではないのでインフルエンザやコロナウイルスを吸い込むのを防ぐという効果はあまり期待できないですね。ではなぜ着用するのかは感染している人がウイルスを飛散させないようするためにあるようです。それもしっかりと鼻や口を隙間なく覆っての話です。
ワクチン接種もある程度受けた人も多くなり、飲食店などの営業も再開されてきて多くの人の飲食を伴う集まりの機会が増えてくるでしょう。飲食店などではパーティションを設け、消毒を気の毒なほどされています。
私たちのできることは換気を良くして多数が集まる場合はなるべく大声での会話は控え、しっかりと手洗いと消毒に注意し、今年中には「春までマスクってしたよね」という生活を取り戻していたいですね。

 

 

■ 2023年 2月 「低体温症に注意

 

例年になく寒い日が続いて、私は何十年ぶりに「しもやけ」ができました。
冬の山で遭難したりして低体温症で亡くなったというニュースも今年になって多く目にします。深部体温が35度以下になると激しい震えや判断力の低下などの症状が現れると低体温症と診断され、主に2つの原因が挙げられます。


低体温に注意① 身体の基礎代謝の低下、高齢や栄養状態の悪化、筋肉量の減少
② 内分泌疾患甲状腺などの臓器の機能の低下が低体温の原因

 

症状としては体温が下がるにつれ筋肉の硬直、脈拍の減少、血圧低下で自覚がないままに進行することもあり、極寒の野外での作業など注意が必要です。もし低体温症の人に遭遇した場合や自覚した場合どうすれば良いのでしょうか?


乾いた暖かい衣服に着替えさせて暖かい飲み物を与え、毛布などでくるみ体温低下を防ぎ意識を保ちます(寝てしまうと体温が下がる)。
使い捨てカイロで脇の下、首、心臓,へその下などを温めると効率的に体温が上がります。それと指先なの末端も温めることが大切です(凍傷などに備え)。
家で炬燵にあたりじっとしているから大丈夫だと高を括らないで、普段から冬は生姜など身体を温める食材を摂るように努めましょう。

 

 

■ 2023年 1月 「塩分で太らない

 

新年おめでとうございます。
昨年からずっとダイエットのことばかりを取り上げてきました。正月はのんびりするし、どうしても食べ過ぎてしまいお腹がポコンと出てしまいます…
またまたダイエットの話です。NHKのトリセツショーという番組で目からウロコの興味深い内容があったので取り上げてみました。塩を多く取る人は肥満度が高いということが世界中の研究調査から分かって来ました。塩はカロリー0で炭水化物も0なのに多く摂取すると、食事で摂取した糖質がフルトークス(脂肪を蓄えやすい性質)という糖に変換さ水を飲むダイエットれてしまいます。大昔の人間は大自然の中で時折「干ばつなどの危機」襲われると飲み水を確保できなくなり体内が脱水状態となり血液中の塩分濃度が上がってしまい、危機を感じた体が脂肪を燃やして水分を生みだしてくれて生きる望みをつなげてくれます。
今の私たちの生活を省みると塩分を過剰摂取していて、絶えず身体は干ばつ状態と勘違いして、水分を蓄えようとせっせと脂肪を貯め込んでしまいます。
ではどうすれば良いのでしょうか?
それは水を飲む量を増やすことで肥満が防げます(実際にドイツの小学校でウォーターサーバーを設置し水を摂るように指導した学校としなかった学校では肥満になった生徒が31%も少なかったそうで、それも平均1日コップ一杯分だったそうです。日本人の7割が水分補給不十分だそうです。身体のむくみも塩分の過剰摂取も関係しているので尚更です。今年は安上がりな水分摂取でダイエット!


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